必要に応じて復元機能の停止と再稼働をする
WindowsXPパソコンでLAN設定をおこなうときにはシステムの復元機能を停止しておかないと、パソコンの不具合などでシステムの復元をおこなったときにパソコンがLAN設定前の状態に戻ってしまいます。システムの復元機能を無効にしてLAN設定作業をおこない、LAN設定が完了後にLAN動作の確認をしてからシステムの復元機能を有効に戻します。
なお、LAN設定について自信が無い場合はシステムの復元機能を有効にしたままLAN設定の作業をおこない、作業の完了後に「システムの復元機能を停止」してパソコンを再起動した後に 「システムの復元機能を復活」してもかまいません。
ただし、この機能を停止するとこれまでの記録もすべて削除されるため、以前から使用しているパソコンで過去の設定に戻す必要性がある場合はシステムの復元機能を有効にしたままLAN設定の作業をおこない、復元機能を使用した場合には再度LANの設定をおこなうようにする方法もあります。
復元機能を停止する
【1】システム復元機能を停止するには「スタート」から「マイコンピュータ」を選択して右クリックし、表示されたメニューの「プロパティ」をクリックします。
【2】システムのプロパティ画面が表示されるので「システムの復元」タブをクリックします。

【3】システムの復元画面が表示されたら「システムの復元を無効にする」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

【4】システムの復元を無効にするか確認画面が表示されるので「はい」をクリックします。

以上でシステムの復元機能は無効になりました。
※システムの復元機能を無効にした場合は、パソコンのLAN設定が完了した後、ルータなど他の機器の設定を済ませて、プリンタや他の機器のフォルダへのアクセスができるかインターネットがつながるかを確認をしてから、【1】、【2】と同じ手順でシステムの復元画面を表示させて「システムの復元を無効にする」のチェックを外して「OK」をクリックします。