WordPressのパーマリンク万能設定はカテゴリー無しの投稿名

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WordPressのインストールが成功したら、最初に設定したいのは「パーマリンク」の設定です。パーマリンクはカテゴリや年月で分けることもできますが、後々分類の変更を考えると分類なしの投稿名がオススメです。

パーマリンクは稼動後に変更すると不都合が多い

ワードプレスはインストール後にそのままの設定でも使うことができますが、できることなら最初にパーマリンクの設定をしておきましょう。
ハマリンクとはワードプレスで投稿後に表示される各記事のURLの最後の部分です。
たとえばこのページのURLは「http://sme-site.com/wp/permalink/」ですが、インストールしたままの初期設定では「http://sme-site.com/wp/?p=123」のようになり、パーマリンクは「?p=123」の部分にあたります。
このような「デフォルト」の状態では記事ごとに数字が増えていくので、投稿したい人以外にはURLを見ても内容の予想ができません。

パーマリンクの設定変更

パーマリンクを設定するには、WordPressの管理画面で左側の「設定」から「パーマリンク設定」をクリックします。
パーマリンク設定画面では、
◆デフォルト http://ドメイン名/?p=123
◆日付と投稿名 http://ドメイン名/2015/10/01/sample-post/
◆月と投稿名 http://ドメイン名/2015/10/sample-post/
◆数字ベース http://ドメイン名/archives/123
◆投稿名 http://ドメイン名/sample-post/
◆カスタム構造 http://ドメイン名/※以下自由に入力
の上の6種類と◆カテゴリーベースと◆タグベースがあります。
カスタム構造に「/%category%/%postname%/」と入力すればカテゴリーベースと同じになります。
「デフォルト」の状態では記事ごとに数字が増えていくので、投稿したい人以外にはURLを見ても内容の予想ができません。
「日付と投稿名」はまめにブログを書く予定の人、特に日に数回投稿する人など記事数の多い人に向いています。
「月と投稿名」は商店や法人のブログやの新商品紹介などにも向いています。
また、「 数字ベース」は研究の発表などに使えるかもしれません。
しかし、一番のお勧めは「投稿名」です。

「投稿名」は応用の利く設定方法

「投稿名」の一番の魅力はURLが短いことです。
シンプルで投稿(記事の)意味が判るので、人間にも判りやすくSEO的にも有利です。
また、記事の内容を変更したときに投稿日付を変更しても問題ありません。
さらに、カテゴリでパーマリンクを設定すると、後から投稿記事のカテゴリを変更した場合、外部からのリンクや検索サイトからのリンクが切れてしまい不都合がありますが、パーマリンクが「投稿名」になっていればカテゴリの変更や追加・削除が自由に出来ます。唯一つ弱点は投稿名が重複してはいけないことで、その場合は「投稿名」に「-1」や「-2」などを付加して対策します。
なお、投稿名を「.html」で終わらせたいときは、パーマリンク設定で「投稿名」
を選ばずに、「カスタム構造」を選んで、「%postname%.html」とすることもできます。
また、「カスタム構造」で.htmlを入れない場合は「/%postname%」ではエラーになることもあるので、末にスラッシュを入れた「/%postname%/」にしましょう。
なお、記事をカテゴリーで分けている場合は、ドメインの直下に投稿記事名が来るようにしても、カテゴリーからアクセスした場合はURLにカテゴリーが含まれて一つの記事に2つのURLができるSEO的に不利なので、「No Category Base」などのうプラグインで対策しましょう。

カテゴリを使う場合

パーマリンクにカテゴリーを加えた設定の場合は「http://ドメイン名/category/カテゴリー/投稿記事名」となり、カテゴリー名前の「category」が余計になります。
この場合は、「Top Level Categories」というプラグインを導入することで、「/category」の部分を自動で削除するようにできます。
プラグインで「category」や「カテゴリー名」を非表示にした場合、投稿記事名が日本語の場合はエラーになることがるので、下書き保存後記事名スニペットを半角英数に変える必要があります。

レンタルサーバーの簡単インストールの功罪

レンタルサーバーによってはWordPressがワンクリックでインストールできるものもありますが、この場合のURLはWordPressをインストールしたフォルダ名が加わっていることがよくあり、「http://sme-site.com/blog/」や「http://sme-site.com/wordpress/」のようになります。
このパーマリンクの「blog」や「wordpress」などのサブカテゴリーが気に入らないときや、ドメインの直下にファイル名が来るようにしたいときの対策として、インストールしたサーバーの設定画面で変更できるレンタルサーバーもありますが、出来ないときは「.htaccsess」ファイルで書き換えるか、WordpressファイルをレンタルサーバーにFTPでアップロードしてから手動でインストールする一般的な手段をとることになります。
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