企業のウェブサイトは業務や商品が分かるサイト名にする

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検索サイトで商品やサービスを探すときに「ヒノキ 風呂桶」のように特徴を表す複数の単語を入力した検索が増えています。ウェブサイトのタイトルも「◇◇◇の専門店◇◇◇商会」ようなタイトルが有利になります。

お客様は検索エンジンからやってくる

あなたの会社や店舗のホームページを訪れる人は、8割以上がYahoo!やGoogleなどの検索サイトからくることになります。
検索エンジンに表示してもらう方法や、有利な場所に表示される方法は別のページで紹介しますが、先ずは自分のホームページが検索エンジンに表示されたときのタイトルである、「ホームページタイトル(サイト名)」を考えましょう。
普通の人はホームページタイトルについて、株式会社○○○のような「会社名」や、○○商店のような「店舗名」にしないいけないと思うかもしれません。
実は、ホームページタイトルには法律によるきまりなどはなく、後で紹介するドメイン名とも関係なしに、自由につけられるのです。

ホームページタイトルには5WH1を入れる

よくあるホームページタイトルは「株式会社○○」とか「○○商店」、例えば「鈴木商会(のホームページ)」など社名や店名がほとんどですが、個人商店や中小企業は店名や社名だけではタイトルとして役不足です。
日本では創業者の名字を冠した社名や店名が多いのですが、例えば鈴木さんや本田さんのお店や工場が店名や社名の名字部分で検索されると、鈴木自動車や本田技研といった大手企業や有名人が上位に表示されて、鈴木さんのお店や本田さんの工場はなかなか表示されません。
また、検索する人の多くは社名ではなく「ネイルケア用品 横浜」や「木の椅子 札幌」のように商品名や地名を組合わせて検索します。
誰でも知っている超大手企業以外はホームページタイトルに「いつ・何処で・誰が・何を・誰に・どう」売っているかを入れないと検索されたときにお客の目にとまるチャンスがほとんどありません。
ホームページのタイトルは、会社や商店や製品の特徴を表すキーワードを入れて考えましょう。

商品名を入れる

先ずは、ホームページのタイトルに扱っているサービスや代表的な商品を入れますが、椅子を扱っているならば、「椅子」だけでは範囲が広すぎるので「オーダーメイド椅子」とか、「店舗用木製椅子」とか特徴を付け加えます。
また、既製品のみを扱っている場合は、「デジカメ激安販売の○○」のように主力商品名やキャッチフレーズ入れてもいいでしょう。
ただし、「おいしい○○」とか、「美しい○○○」などの抽象的な表現は使わないようにしましょう。
ホームページタイトルは長くなると表示されない部分がでるので、どうしても入れたい文言を厳選することになります。

自社・自店の特徴を入れる

自社・自店の特徴というと、通販では即日出荷とか送料無料などがありますが、卸問屋が個人を対象にケース売りをしている場合などはその旨が分る文言を加えたり、店頭売りがある場合も分るようなタイトルを考えましょう。
ホームページタイトルの長さは長くても25文字程度、各ページの後に表示されることも考えると、最初の80文字程度で内容が分り全体で20文字程度に抑えられれば上出来です。

地名を入れる

飲食店など店頭販売のみの場合は勿論、家具や大きな機器などを自社便配送などで販売範囲が限られる場合は必ず地名を入れましょう。
地名は販売範囲で決めますが、県名で広すぎるなら市名、もしくは市名+町名、駅名などをでも販売範囲の人に分かり易いものを入れましょう。

ホームページタイトルに文言を入れる順序

トップページ以外のページでは「ページ毎のタイトル|ホームページタイトル」のように表示されるので、ホームページタイトルの前半には商品名などがあるとお客様に分りやすいです。
例えば「注文椅子の個人通販は横浜の家具屋〇〇商会」というホームページタイトルで、椅子毎の紹介ページのタイトルが「背高カウンターチェア」の場合は、検索サイトや内容によっても違いますが「背高カウンターチェア|注文椅子の個人通販は横浜の家具屋〇〇・・・」などとなるためです。
こうしておけば、自分サイズの背高カウンターチェアを注文したいと考えている人は間違いなくクリックします。
実は、オーダーメードはネット通販ではかなり効力の有る文言です。反対に「激安や格安」は競合が多いので、他の特徴を切り口とした方が良いかも知れません。
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