パソコンのファイルって何?

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初心者の方がパソコンを使い始めて一番戸惑うのが「ファイル」という言葉と「ファイルのある場所」と「ファイルの扱い方」です。プログラムファイルとデータファイルの違いを始めとして意味と内容を解説します。

パソコンには機械以外の中身がある

パソコンの正体は、パソコンに入っていてパソコンを動かす「プログラムファイル」と、パソコンに入っているプログラムファイルで作った「データファイル」です。データファイルとは、ワードで作った文章や、デジカメからコピーした写真、ゲームの対戦記録などパソコンに入っているプログラムで操作した結果できたすべてのものを指します。

プログラムファイルとデータファイルの違い

パソコンが難しい、パソコンがよく判らないという人の半分は言葉でつまずいています。この文頭でも「プログラムファイル」と「データファイル」という言葉が出てきましたが、プログラムファイルはパソコンに入っていてデータファイルを作るもの、データファイルはプログラムファイルを使って作られたものでどちらもパソコンの中にあります。
例えれば、パソコンが台所で、プログラムファイルはまな板や包丁や鍋、データファイルは食材や出来上がった料理です。
また、日常では「プログラムファイル」や「データファイル」と言わずに「プログラム」や「データ」と呼ばれることが多く、プログラムは「ソフト(ウェア)」や「アプリ(ケーション)」とも呼ばれます。
なお、プログラマーの人達などは他のプログラムファイルを使ってプログラムファイル作成しますが、初心者の場合はプログラム

プログラムファイルとは

プログラムファイルはコンピューターに仕事を指示する命令書のようなものです。
コンピューターはプログラムファイルの命令に従って動きますが、その命令は半ば自動的に出されるものと、人間の操作によって出されるものがあります。
パソコンを起動しておくと、メッセージが届いたときに自動的に表示するものなどは前者ですし、ファイルメニューの印刷をクリックしてプリンタから印刷するのは後者になります。
また、プログラムファイルには「ウィンドウズ」などのようにパソコンの動作の基本になるシステムソフトウェアと、「ワードやエクセル」のようにシステムソフトウェアの上で動作するアプリケーションソフトウェアがあります。
「ウィンドウズ」などのシステムソフトウェアは「オペレーティングシステム」や「システム」と呼ばれ、オペレーティングシステム(Operating System)を略してOS(オーエス)と呼ばれることもあります。
一方、「ワードやエクセル」などのアプリケーションソフトウェアは「アプリ」や「ソフト」と呼ばれています。
システムソフトウェアもアプリケーションソフトウェアも通常はパソコンを使う人がコピーや削除をすることはありません。
「エクセルファイルをコピー」などという場合は、この次に紹介するエクセルで作ったデータファイルを指し、エクセル自体のアプリケーションソフトウェアをコピーするわけではありません。

データファイルとは

データファイルはワードで作った文章やエクセルで作った表などがこれにあたります。
ワードで作った文章やエクセルで作った表もそのまま印刷することはできても、パソコンの電源を切ると切れてしまいます。
ワードで作った文章やエクセルで作った表はパソコンに保存することで初めてデータファイルとして使えるようになり、USBメモリにコピーしたり、メールに添付して送ったりできるようになります。
こうして保存したデータファイルは、データファイルを作る時に使ったアプリケーションソフトウェアの名前をつけて、「ワードファイル」や「エクセルファイル」または「ワードデータ」や「エクセルデータ」と呼ばれます。
また、データファイルの形式に基づいて、「文書ファイル」や「表計算ファイル」または「文書データ」や「表計算データ」と呼ばれる場合もあります。

ファイルが在る場所

ワードエクセルで作ったデータファイルは普通はあらかじめ用意されているフォルダの中に保存されます。
多くは、マイドキュメントフォルダの中に保存されますが、自分で保存場所を選んでデスクトップの保存されることも多くあります。
デスクトップに保存した場合は、フォルダに入っていないと思うかもしれませんが、実はデスクトップも「Documents and Settings」フォルダの中に作られているフォルダの一つなのです。
このため、マイドキュメントフォルダやデスクトップフォルダはウイルスの標的に選ばれやすいので、セキュリティを考えて他にフォルダを用意してその中に保存することもあります。
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